2014年07月17日

ニューヨークの金融機関で働いていた知人とのランチでの話題

桜真っ盛りの、愛宕神社の境内にあるソムリエの田崎真也さんプロデュースのイタリアン(フレンチかも・・・)でのランチで、ニューヨークで元大手外資系の金融機関で幹部として働いていた知人と話したことは大まかに言って次のような事でした。
@新自由主義の大手金融会社の中で働いていた体験から、周辺の人は公的投資の効用価値を本当に認めていないのか?
例えば、橋が老朽化して利用できなくなったり、危険性が指摘されているようなケースに対してどのように思っている人が多いか?
Aアメリカ政府が民主党から共和党に代わったら、日本の自立防衛を容認する方向に動く可能性はあるかどうか。
B9・11

まずは@についてです。
何よりも新自由主義者は国の規制や投資を嫌います。
言い換えれば公共サービスの効用価値をほとんどゼロと考えるのです。
今回は国の防衛に対する話までは時間がなかったので、新自由主義者の総本山ともいうべき米大手金融機関で働く人は、社会インフラに対してどのような考え方を持っているのか聞いてみました。
「ニューヨークでも、とてもニューヨークとは思えないボロボロの橋があるけれど、彼らは気にしていない」と知人。
むしろそのリスクを保険で解決しようと考える。
さらに、そこに、金融商品化してのビジネスチャンスがないかと考える人が多いかもしれないと聞いて叫びたくなりました。
たっぱりそうなんだ!
新自由主義的な考え方の人が、公共投資と言う国の公共サービスを嫌うのは勝手だけれど、公共投資=社会インフラのメンテナンスをしないと、社会インフラが老朽化して、当たり前ですが、橋やトンネルの崩落などが起きやすくなるリスクが高まります。
もちろん、このことにより、国民の安全は脅かされます。
新自由主義がアメリカよりも主流になっているドイツでは、このような思想が憲法で担保され、アウトバーンンでも速度制限をせざる得ない状況になっている。
まさにこのような不可思議なことが世界の主流をまだ占めているようで、恐ろしい話だと思いました。
でも、不思議なのは、新自由主義者たちも、社会インフラを利用しないで生活して訳ではないから、同じようにリスクを抱えて生活することになるのに気にならないとは、まったくこの部分は一番理解できないところです。
気にしていない。
つまり、確率的に自分が危険に遭遇する確率はそれほど高くないから、巨額の公共投資をするぐらいなら、事故が起きた時のリスクを軽減する保険を考えておけば良いと考えるんでしょうね。
この辺りのことは、新自由主義者が経営する、あるいは投資する会社の従業員を人材と見ないで、人件費と考えることと共通点があるように思いました。
要は国民や従業員が毎日生活していると言うリアル感が新自由主義者にはないのではないか。
保険で事故で死亡したり障害を負うことで、国民や従業員の生活や家族が負うリアルな悲しみや被害を一人称で考えることができないのだと思いました。
とにかく知人の話から、ニューヨークで大手金融機関で働く人の多くは、社会インフラのメンテなど、気にしない人が多いことが分かりました。

そして、Aについても面白いことを知人は話してくれました。
彼が若い頃、上司にあの人物には一度会って知り合いになっておくと良いと言う人物がいたそうです。
この人物は政治に影響力があるロビイストであり、シンクタンクの一員だったようですが、会って感じたのは、超党派でアメリカの将来はこうでなければいけない。
その目的に対して、10年20年と言う長期の視点で戦略的にどうしなければならないかを考えている人がいるのだと感心したそうです。
この視点で日本やドイツはロシアや中国よりも敵対国。
特に日本は手ごわかったから、アメリカの最大のリスクは日本の台頭であると考え、だからアメリカはどうあらねばならないか。
また、どうしなければならないかを戦略的に長期視点で考えているのは間違いないと思うと知人は語ってくれました。
だから元外資系金融機関にいた知人の話からも、アメリカ政府が民主党から共和党に代わっても、日本の自立防衛、もっと言えば真の独立を認めようと言うことにはならない可能性が高いと言うことです。
要はアメリカは国是として、第一次世界大戦ぐらいから、日本を警戒し、日本の台頭はアメリカのリスクだということが変わらない限り、日本の自立は簡単ではないと言うことです。
と言うことは、東アジアにおける安全保障上のリスクは高いと言うことにもつながります。
特に中国は、アメリカの国是では、日本よりもはるかに友好国、アメリカが建国をプロデュースした、言わば仲間だから、尖閣のリスクは現実的リスクと考える必要があると思いました。
記事が少し長くなったので、Bの9・11は後日に譲ります。
posted by bhycom2 at 18:36| 東京 ☀| 国際政治 | 更新情報をチェックする

親父殺し

申し遅れましたが私はファイナンス全般のコンサルタントをしています。
今日はそんな中から、創業時代の経営者のご苦労の話をお伝えします。
近い将来、うまくいけばエクセレントカンパニーになるのではないかと思われる会社のCEOとCFOの方と面談したことがあります。
業種や現状を言うと会社が特定されるので詳しくは書けませんが、この会社の未来は明るいと確信します。
どのような相談内容であったかというと、受注に資金調達が間に合わず、約1億円の資金調達ができないかというものでした。
まだ完全二期の決算も完了していない上、売掛債権も小さく、本来、1億円の資金調達ということであれば、投資家、投資会社からの資金調達案件です。
今回も、投資案件に強いコンサルタントからの依頼で、投資実行までには時間が少しかかるため、スピード感ある資金調達を手伝ってもらえないかという依頼で面談したのです。
社長と専務のお二人ともなかなかの好青年で、心底、お手伝いできるものであればさせていただきたいと思いました。
だから、結構、商売度返しで、本音で話をしました。
ヒアリングした結論から言えば、私がお手伝いできそうな金額はアッパーで約2000万円。
売掛担保融資で500〜1000万円。
代表者所有の投資マンションで1000万円。
企業決済にもカード枠を利用できるクレジットカード発行で最大2000万円。
合計、最大で約4000万円です。
6000万円足りません。
何か方法がないかという質問があったので次のように答えました。

1.現状では、将来価値に投資する投資会社以外での高額な調達手段は難しい。
2.協力者から、不動産、株券など何らかの資産提供の協力を得ることはできないか。
3.協力者に第三者保証融資の保証をしてもらえる人はいないか。
4.協力者から直接資金提供をしてもらうことはできないか。
もちろん、1〜4はないから相談されているわけですが、わざと必ずこのようなことを言うことにしています。
つまり、現実的に可能な資金調達は何か?を明確に認識していただくために、そして、その時の反応をするために、わざと無理は承知でこのようなことを言うようにしています。
そしてこの時の反応や対応を見て、真剣にお手伝いできる先かどうか判断するようにしています。
面白いといっては不謹慎ですが、この時の顧客の反応や対応で結構、顧客の会社の将来性が高い確率で分かるのです。
そんなこと当たり前じゃないかと、態度でかく、聞く耳を持たないような態度で、このやり取りが長く続かないような雰囲気の経営者はほぼ成功しません。
一方、当たり前な話なんだけれど、自社の現状を見つめなおす機会と、積極的に、熱心に質問や整理する顧客の会社は成功することが多いのは興味深いものです。
15年もこの仕事を継続していると、実例を数多く見てきているから何となく感じるのです。
今回のCEOとCFOは実に後者のタイプで、この会社は成功する可能性が高いと思いました。
くだらない話をします。
大成功する企業家に共通する特性は何かと言うことですが、私のつたない経験で言えるのは、成功する経営者に共通するのは、親父殺しの素養があるかどうかに尽きると思っています。
言い替えれば、人をそらさない、人から好かれる人物であることは重要な資質だと思います。
先ほど述べた、1〜4はシンプルにいえば、経営者が人から好かれるタイプで、豊富な資金を持つ協力者に可愛がられているような人物であれば、私などに相談しなくても、順調に資金調達はできる可能性は高いものです。
くだらない話と思われる方も多いと思いますが、起業して大企業になった創業者には、必ず今回の会社のCEOとCFOのように、理屈では何ともならないお金の問題に直面するステップがあります。
成功者はこの段階を乗り越えたからこそ、後の大成功があるわけで、この時、もっとも大事なのは、事業の将来性や優秀なのは当たり前で、将来性ある優秀な事業内容+経営者、つまり、経営者が人から好かれる人物かどうかはすごく重要だと思っています。
正直、私のようなものでも、一所懸命サポートしたいと思う相手と、そうでない相手の場合では、力の入れ方も違うし、そこまで親身になる必要がないと思えば、少し難易度の高い資金調達の場合、可能性があっても、馬鹿馬鹿しくて手伝う気にならないものです。
まして、多額の資金提供をしようと思う人からすれば、好印象でもない人物の会社に好き好んで資金を入れる気にはならないし、入れても、それは成功の暁に会社取ってしまえぐらいの算段がないとあほらしくてするはずがありません。
こんな簡単な事を理解していない経営者も結構多いもの。
いくら力があって、事業が優秀でも、人の助けがなければ大成功はしません。
私が以前、前職の事業を失敗したのは、この部分が原因であったことは間違いないと自戒しているところです。
この点、以前面談したCEOとCFOにはぜひ頑張ってほしいと思っています。
posted by bhycom2 at 18:09| 東京 ☀| 経営 | 更新情報をチェックする

目的がよろしくない政治家が多い

政治にカネがかかる。
カネをめぐってのトラブルも多いし、カネと権力のために犯罪行為をしてしまう政治家もいます。
最近は少ないけれど、これだけ逮捕者が出る割合の多い職業はあまりないように感じます。
もちろん中には、戦後体制維持勢力から疎んじられる不当逮捕もあるかもしれません。
でも、昨今の政治家を見て、いったいなんのために政治活動をしているのか分からない政治家が多いと思いませんか?
いろんな意見はあるにせよ、政治家の本分は、国民の安全と豊かな生活を実現させることが目的なはずです。
いわゆる経世済民が目的でなければおかしいはずです。
なのに、むしろ日本の安全を脅かされるようにしているのではないかと思われる政治家もいます。
また、国民の働く条件を悪くして貧乏にさせることをわざとしているのではないかと思われる政治家もいます。
それは何のためか?
要は政治家の自己保身、権力拡大、そして金もうけです。
これしか目的はないと思わずにいられない政治家が多いように思いませんか?
雇用破壊や国民所得縮小に邁進する新自由主義者たちに翻弄されている政治。
もういい加減に、時代遅れのグローバリズムから脱却するべきではないでしょうか。
実質賃金は下がった方が良いなんて阿呆な学者もいい加減にしろと思います。
国民の働く人をコストと考えないで、購買力となぜ考えないのか。
日本の市場は小さくないのに・・・・
怒り心頭です!!!
posted by bhycom2 at 17:43| 政治 | 更新情報をチェックする

ペット殺処分問題

私は犬2匹と猫1匹と暮らしています。
俗っぽい言い方ですが家族です。
でもこの家族のペットを泣く泣くとか言いながら、殺処分が明白な保健所に、多少は悩むのかもしれませんが連れて行く人間がいます。
ふざけるな!!!!と思います。
こんなふざけた人間の倫理観や無責任さについて今日は触れません。
常々おかしいと思っていることに触れたいと思います。
日々疑問に思うのは次のようなことです。
金が満々ある日本において、なぜ殺処分なんてふざけた制度があるのか?
ずっと自治体が飼育して、新しい飼い主に引き合わせることに資金の問題などはあり得ません。
雇用も生まれます。
そして、ペットを飼おうと思った人が保健所でペットを探すことが常態化することで誰が損をするかを考えれば、ペット産業と自治体に癒着があるのではないか?
ペットの殺処分はペット産業保護ではないかという疑問が生まれます。
さらに、噂されているペット産業と反社会勢力の関わりを考えれば、反社会勢力と自治体の癒着の闇に行き着くのではないか。
日本は世界でも、中国や韓国以外では、良い影響を与える国として評価されています。
また、この間のワールドカップでも、日本のサポーターの清掃問題や、大震災の時にも暴動が起きない国として、日本人は尊敬されているはずなのに、ことペットの問題としては、どうしてここまでひどい国なのか。
時々行くホームセンターに、生体のペットを売っているところがあります。
ここで思うのは、ペットショップで売れずに大きくなったペットはどうなるのか?
ここにも考えたくなくなるような悲劇が存在するのは明白。
こんな悲劇をなくすために、まずは、生体を販売している店の経営が成り立たなくなるよう、多くの人がペットを飼おうとするとき、まずは動物愛護センター(何が愛護センターかと思いますが)に行って探すのが辺り前にすれば、ペット産業は儲からない産業になり、途中で飼育放棄するようなブリーダーも少なくなって、金儲けのために小動物が利用されるペット産業なんて産業が斜陽を迎えます。
このようなことを実現するためにまずできることは、全国の自治体の殺処分というふざけた制度を撤廃することではないかと思います。
そのために一人でも多くの人が、惨いことだけれど、実態を知ることが大切だと思います。
ネットで検索すれば本当に多くの、現在のペットの問題点を指摘したサイトを見つけることができます。
多くの方にご覧いただきたいと思います。
posted by bhycom2 at 17:28| 政治社会 | 更新情報をチェックする

誠実な仕事は最高の広告

今日から日々感じることを、政治、経営から社会、スポーツ、芸能まで幅広いジャンルについて、へそ曲がりな私の感じたことを書き連ねたいと思います。

今日はどうでもいい私の日々の生活から感じた経営の話です。
私は一戸建てに住んでいて、そろそろ外壁の塗り替えの
時期です。
塗り替えの時期だから外から見ても塗り替えるかもしれないと分かるのでしょう。
塗り替え業者からの営業はしつこく日々あります。
要は、呼んでもいないのに、押し売りのごとく、人の都合も省みず、対応しにくい時間もお構いなしでインターホンが鳴るのです。
私は非常にこの種の、芸のない押し売り的営業のことを強く毛嫌いしていて、たまたま私が対応すると次のようになります。
「お忙しいところすみません。近くで塗り替え工事をしたものです・・・・」
「では忙しいので」ガチャン!
特にタイミングが悪く、むかつくと、ずっと犬の泣き声をまねして対応したりすることもあります。
本当の犬二匹も泣き叫んでいて、私がインターホンで、「ワンワン!ワンワン!・・・・・」
 「あれっ!」というような対応があったり、
 「もしもし!もしもし!・・・・」
そのうちあきらめて帰っていきます。

そんな中、ある業者にこちらから見積もりを依頼して9月に塗り替え工事をすることにしました。
なぜこの業者に決めたかというと、仕事も良いし、何よりも誠実な仕事振りだと感じたことです。
そして、押し売り営業とは真逆の会社だと感じたからです。
何よりも、社長からスタッフまで、すべての対応が感じ良かったのと、みんなの人相に良いのです。
この業者を知ったのは、ちょうど私の家のまん前のお宅の塗り替え工事をした業者であったからです。
1週間ほどかけて塗り替え工事をしていたのですが、すべてにおいて対応が良かったのです。
だから、まん前のお宅の人に話して紹介してもらったのです。
1週間もまん前で工事が行われると、車を出すときに業者の車を移動してもらったり、挨拶をされたり、毎日何らかの接点があるものです。
そのような時、1回でも感じ悪い対応されるのと、そうでないのとでは大違いです。
特に、この業者は工事前の挨拶からして丁寧でした。
そして、5月に見積もりをもらって、3週間後の6月に工事をお願いしたら、なんと9月まで仕事が埋まっていました。
さらに、見積もりをもらって3週間の間、なんら営業の電話も来訪もなく、この紳士的対応に、私は痛く感激して依頼を決めました。
金額も相場の価格で、特に安いわけではないけれど、例え、押し売り営業しに来る会社が半分以下の見積もりを出したとしても、私のような変わり者は、今回のような印象の良い業者に依頼します。
変わり者でなくても、仕事振りも、スタッフもいい業者を選ぶ人は多いのではないでしょうか。
日々の良い仕事振りは最高の広告の良い例ではないかと思いました。

特に、悪評が高い会社が多い印象がある、壁の塗り替え業と考えれば、押し売り営業とは真逆の顧客から依頼させるようにして仕事を取る方法こそ、最高の営業ではないかと思いました。
価格競争にもそれほどさらされないから、収益も確保できるのではないでしょうか。
posted by bhycom2 at 16:10| 経営 | 更新情報をチェックする

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