日刊ゲンダイは、このホスト国の首脳としてあり得ない無礼な態度をもって、安倍外交の敗北などと頭がおかしい妄言を批判しました。
非常にまっとうな論旨の記事を書く、テキサス親父こと、作家で評論家のトニー・マラーノ氏の大いに納得できる記事を見つけました。
ぜひご一読ください。
習主席と朴大統領「狭量さ」あきれたゼ 「反日」で国内の不満そらすな
ハ〜イ! 日本のみなさん。安倍晋三首相と中国の習近平国家主席が10日、首脳会談をしたようだな。ニュースサイトで2人が握手をする映像を見たが、穏やかな表情で話しかけた安倍首相に対し、習主席は目も合わさず、顔がこわばっていた。東京の浅草寺・雷門で見た、雷神像・風神像の顔が思い浮かんで、思わず笑ってしまったぜ。
きっと、ここで穏やかな表情を見せると、国民から「散々、反日をあおってきた張本人が何をやっているんだ!」と批判されると恐れたのだろう。中国国民は貧富の格差などで政府に強い不満を持っており、爆発しかねないからな。
会談終了後、中国国営の新華社は「日本側の求めに応じて首脳会談が行われた」と速報した。はっ? 中国はAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議のホスト国だろう。これは客人を迎える態度とは思えない。習主席には大国の指導者としての余裕は感じられないよな。
そういえば、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領も今年3月、オバマ米大統領と安倍首相とオランダで会談した際、似たような態度を取っていたことを思い出すよな。安倍首相が韓国語も交えてあいさつしたのに、目も合わせずに無視していた。何て狭量なリーダーなのかとあきれたぜ。
中国と韓国はよく似ている。国内の不平不満をそらすため、歴史的事実をねじ曲げて、日本を悪者にしてきた。沖縄県・尖閣諸島に対する中国の国際法を無視した言動も、慰安婦をめぐる韓国の日本批判も、国民の批判が自分や政府に向かわないよう、「反日教育」で国民を洗脳している面が強いんじゃないか。
こうしてみると、習主席も朴大統領も「国内基盤は意外ともろい」と思わざるを得ない。
APEC直前から、日本の小笠原・伊豆諸島周辺に、赤サンゴを密漁する中国漁船が200隻以上も押し寄せているが、あれも「習政権を揺さぶる、反体制派の策謀」という分析があるらしいな。真偽は不明だが、中国の恥を世界にさらし、習主席のメンツを潰したことは間違いないぜ。
韓国は、朴大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が、産経新聞の前ソウル支局長を名誉毀損(きそん)で在宅起訴した。韓国が「言論の自由がない国家」だと世界に知らしめたが、朴大統領はこの国家的損失を放置したままだ。
習主席も朴大統領も、国民の「反日感情」に追い立てられて、身動きができなくなっているとしか思えない。俺がテキサスから見ていても「安倍首相の方が大人だ」「中国と韓国の方がおかしい」と思う。来年で戦後70年になる。国家として、指導者として余裕があれば、もっと未来志向の対応ができるはずだ。
親愛なるみなさんと日本と米国に神のご加護がありますように。中国と韓国の国民が歴史的事実を学び、真っ当な国家になりますように。
では、また会おう!