2014年12月24日

ロシア危機

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画質の良くない画像で恐縮ですが、ロシアの通貨、ルーブルの急落は急激です。
もちろん、ロシアのプーチン大統領が、欧米各国の新自由主義国家の仲間に入ることを拒否したことによる攻撃です。
表立ってはウクライナ問題で、ロシアクリミア半島を編集したことに対する制裁措置ですが、実態はプーチンを追放して、ロシアを欧米各国の新自由主義国家の仲間入りさせることです。
要は原油など資源を新自由主義者が自由に操れるようにすることが目的です。
新自由主義の権力者の悪徳さは世界中を不幸にさせる元凶です。
これを見ると安倍首相の政権運営がややもすると新自由主義に流れるのも止む得ないと思ってしまいます。
ロシアも日本も同様です。
新自由主義の権力者たちに立ち向かうために最も重要なことは民意でプーチンや安倍と言ったナショナリストの政治家を何があっても支えることです。
でも、ロシアのように生活苦が多くの国民を襲うようになると、反プーチン、親欧米諸国の、例えば現首相などが台頭する可能性が高いです。
日本で言えば、安倍から石破とか、麻生に代わるようなものです。
本当にプーチン頑張れと言いたくなります。

ロシア関連の三橋貴明氏のブログの記事を転載します。
 原油価格の下落が続いていることで、ロシアの経済成長率がマイナスに突っ込む(今のままだと、2015年はマイナスでしょう)可能性が高まり、中央銀行が政策金利を引き上げているにも関わらず、ロシア・ルーブルの下落が続いています。いわゆる通貨危機の「始まり」の段階なのです。

『ロシア ルーブル暴落で混乱広がる
 原油価格の下落を受けて、産油国ロシアでは経済状況が悪化するとの見方から中央銀行が政策金利を大幅に引き上げたにもかかわらず通貨ルーブルが売られて暴落し、一部の銀行では外貨への両替を一時的に停止するなど、混乱が広がっています。
 ロシアでは、原油価格の下落を受けて経済状況が悪化するとの見方から通貨ルーブルが売られ、下落に歯止めをかけようとロシア中央銀行は16日、政策金利を10.5%から17%へ大幅に引き上げました。

 しかし、その後もルーブルは売られ、ロシア国営通信によりますと、モスクワ市場で瞬間的に、ドルに対して1ドル=80ルーブル台となり、半年前と比べて50%以上下がっています。(後略)』
 
 もっとも、ロシアは98年のデフォルト時とは異なり、対外純資産国です。外貨準備も4000億ドル以上保有しています。

 通貨暴落の兆候が見られた場合、ロシア中央銀行は「ルーブル売り、ドル買い」の動きに対し、外貨準備を用いて「ドル売り、ルーブル買い」の動きに出ることで為替レートを防衛するわけです。すなわち、通貨防衛です。

 ロシア中央銀行は、12月15日に19億6100万ドルにの為替介入を実施したことを明らかにしています。

 今回の原油安ですが、先進国の家計には恩恵となります。とはいえ、自分たち自身で、
「原油こそ、我らが全て」
 と、揶揄する(豪語しているわけではないです)ロシアにとっては、脅威でしょう。

 サウジアラビアなど中東諸国が減産に踏み切らない場合、WTIは1バレル50ドルを割り込む可能性すら出ています。原油価格が下がることは、サウジアラビア自身にも悪影響を与えることになりますが、ここまで頑なに減産を拒否している以上、やはり「アメリカ、サウジによるプーチン潰し」という要因もあるのではないかと思います。

 サウジにしてみれば、減産を拒否してWTIを下げれば、短期的には不利益を被りますが、長期的には目の上の瘤であるロシアを疲弊させることができるわけです。アメリカはWTI下落で、自国のシェール・ビジネスがダメージを食っていますが、現在の米ロはウクライナで「新冷戦」に突入したのも同然の状況にあります。ビジネスに加え、今回は多分に政治的要素が加わっているように思えるわけです。
 
 いずれにせよ、「ギリシャショック」なり「ロシアショック」が発生した場合、間違いなく日本円の為替レートは上昇します。すなわち、円高になります。

 円高になると、外国人投資家が日本株を売り払うため、日経平均は大きく下がることになります。外国人投資家が取引の65%を占めている以上、我が国の株価は「国際情勢」の影響を大きく受けざるを得ないのです。

 そう考えたとき、「日経平均」を経済の指標として捉えることは、ナンセンスどころか、危険極まりないと思うわけでございます。
posted by bhycom2 at 01:12| 東京 ☀| 国際 | 更新情報をチェックする

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